ISO便り 第3号

KYと日報の有効活用を

安全衛生の模範企業を目指す

(社長)

記録的な台風が続き、現場をお願いしている社員の皆さんにはご苦労をおかけしています。安全対策には十分に注意して、健康には配慮してください。皆さんの健康が何よりも大切です。気持ちはゆっくり、動きを早くが重要です。
さて、常々取り組んでもらっているKYですが、お客さんの要望が無くとも、どの現場でも、本社工場での作業でも必ずKYを実施するようにしてください。
また現場で起こったヒヤリハットについては、日報に必ず記載するようにしてください。ヒヤリハットを集計して、当社の危険ポイントはどこなのかを明確にして、できる対策を確実にしていきたいと考えています。
記録の重要性は自覚されてきました。当社は労働安全衛生で模範的企業を目指し、皆さんと幸せな会社にします。

●ハインリッヒの法則とヒヤリハット

ハインリッヒの法則とは、ハインリッヒ氏が調査した労働災害の聞き取り調査です。その数値データに特徴があったために、ハインリッヒの法則と呼ばれています。
ハインリッヒ氏の聞き取り調査の数値データは、次のようなものです。

  • 大規模1件(重傷者や死人が出たような災害)
  • 中規模29件(けがと言われるような事故)
  • 小規模300件(ヒヤリとしたり、ハッとしたりしたこと)

このように数値に特徴があるので、ハインリッヒの法則とは言わず、1:29:300の法則と呼ぶこともあります。
このハインリッヒの法則(1:29:300の法則)は、あくまでもひとつの経験則です。
しかしどのような事故や災害でも、数値の絶対値には違いがありますが、このハインリッヒの法則(1:29:300の法則)のような数値の特徴が、基本的にあると言われています。
災害の裏側には、軽い事故が多くあり、その軽い事故の裏には、ヒヤリハットというものが、さらに多くあるという特徴です。
ヒヤリハットとは、ヒヤリとしたり、ハッとしたりしたことです。何か業務を行っていて、ヒヤリとしたり、ハッとびっくりしたことです。
ヒヤリハットも300回あると重大事故につながるので、ヒヤリハットそのものの再発防止が大切です。

●「郡司工業ブランド」確立を

「郡司工業ブランド」の確立を目指し努力してきました。おかげさまで多忙ながらも順調に進んでいます。さらに、皆で力を合わせて、大きく羽ばたきましょう!

●5S チェックとパトロール

安全徹底と5S徹底のチェックのため、現場パトロール&チェックを実施します。

●情報共有の更なる進化

総務では、「情報共有の強化」をテーマとして業務改善を進めてきました。なかなか良い進み具合だと評価できます。さらに進化することを期待しています。

●環境に良い会社を目指して

異常気象が続く中で、私たちはかけがえのない地球環境を子孫たちに引き継ぐために、環境に配慮した事業活動も目指します。

【浩】

三国志の故事である「泣いて馬謖を斬る」という言葉があります。規律や秩序を大切にすることを教えてくれますが、益々一致団結して良い組織づくりを。

【菅】

●良い組織には頑張る人間が

良い組織には、必ず頑張る人間が多数います。自分の限界を決めずに努力を継続する人たちとも言えるでしょう。出せば出すほどに、出る力を信じて、仲間を信じて日々を大切にしよう。

【一】