令和4年度始まる
アルコールチェックの開始
(社長)
令和4年4月1日(金)、アルコール運転撲滅に向けた始業前と始業後の「アルコール運転チェック」がスタートになります。
社長を安全運転管理者として、安全運転副管理責任者に加藤専務、木村常務を任命します。また、その下にアルコール確認補佐として、三次本部長と西山部長、そして水石さんを配置します。この体制でアルコールチェック体制を運用します。
令和4年4月1日の道路交通法改正によるものでありますが、当社はスタートから徹底して、見本となる会社にしていきたいと思います。
この法改正の背景には、千葉県八街市のトラック運転手が令和3年6月に、酒を飲んでトラックを運転し、居眠りをして下校中の小学生の列に突っ込み、児童5人を死傷させたとして危険運転致死傷の罪に問われたことが契機でした。
法改正されるにはいろんな理由があるものですが、「酒気帯運転は危険であり、犯罪である」との社会的認識があることも理解しておきましょう。
記録は一年間保存
ただ単にアルコールチェックするだけでなく、記録を付けて、それを1年間保存することが要求されています。
ISOで記録に慣れた我々にとっては何てことはありません。しっかりと記録を残して、郡司工業の底力を見せてやろうではありませんか。
令和4年10月からは公安委員会認定の機器測定
令和4年10月からは、公安委員会認定のアルコールチェッカーで数値測定も要求されています。今や品薄状態のようですが、当社も体制を整えて、しっかりと準備したいと考えています。できれば今度は法令に先んじて8月とか9月から運用をスタートさせたいと考えています。見せましょう、我らの底力。
●パワハラ防止法もスタート
令和4年4月は、その他にも様々な取り組みをしなくてはいけません。その一つがパワハラ防止法に対する対応です。パワハラ防止法では、4つの措置が企業に要求されています。以下その説明です。
- パワハラの周知・啓発
- 予防体制の確立
- パワハラ相談があったら速やかに適切に対処する
- プライバシーへの配慮
以上が要求されている事項です。パワハラにおいては何が問題かというと、会社の業務生産性を下げてしまうことです。あれもパワハラ、これもパワハラと、パワハラという言葉に追われるのは本意ではありません。職場環境が悪化して、生産性を下げてしまい、お客さんに迷惑をかけることが問題だと思います。そう思いませんか?
パワハラ対策は指導力のアップだと考えます。相手に適切な言葉を出して、伝えたいことを理解してもらうことが大切です。
自分の言いたいことを伝えるだけではダメで、相手に伝わったかが重要です。よって正しく伝わったかの確認をしないといけません。自分も含めてですが、行き過ぎない指導を心掛けたいものです。
●新年度にあたって
今後も継続的な改善に向けて愚直に進めたいと考えています。一気に理解するのは無理でも、少しずつ理解を進め、自分のものにしていきましょう。そのために決めたことは徹底を頼みます。
そのために思いやりが大切です。思いやりを具体的な行動にして、従業員の皆さんには気持ちよく、誇りを持って仕事に励んで欲しいと願います。
●リアルプロフェッショナルに
我々が目指すはリアルプロフェッショナルです。本物のプロです。5S名人は段取り名人、それが仕事のプロです。仲間を信じて日々を大切にしよう。
【一】